地方競馬のネット投票で即パットが気になっている方はいませんか?
即パットは中央競馬ファンがネット投票で使うサービスで最もポピュラーなものですが、主に中央競馬がメインなので地方競馬で使うには注意点があります。
当記事では地方競馬でネット投票を行う際に注意すべき点や使い方、他の投票サービスサイトとの比較を解説しています。
ぜひご参考ください。
目次
即パットで地方競馬の馬券をネット投票できる!
即パットはJRAが提供する、馬券をネット購入できるサービスですが、実は地方競馬の馬券も購入できます。即PAT会員であれば地方競馬ネット投票の全発売日に投票ができ、発走自国の4分前まで受け付けているため、ぎりぎりまで考えて投票することができるようになります。
地方競馬の馬券をネット投票できるサイトは複数あり、即パットはその主要なサイトの1つです。それぞれのサイトのメリット・デメリットを比較してどのサイトを使うか決めていくことになるでしょう。
中央競馬の投票に即パットを使っている方は少なくないのではないでしょうか。同じJRAのサイトから中央競馬と地方競馬両方への投票ができる点は、他のサイトにはない、即パットならではの強みといえます。
この記事では、即パットで地方競馬の馬券を購入するために必要な事前チェック項目や、実際に買う方法、買えない時にチェックするべき項目について紹介していきます。即パットについてはこの記事で理解を深め、他のサイトと比較していきましょう。
即パットで地方競馬を買うために必要な2つ
指定の銀行口座を開設している
即パットで地方競馬の馬券を購入するためには、中央競馬の馬券購入と同様、指定の銀行口座を開設しておく必要があります。指定の銀行口座は「ジャパンネット銀行」「楽天銀行」「三井住友銀行」「三菱UFJ銀行」「住信SBIネット銀行」「ゆうちょ銀行」「りそな銀行」「埼玉りそな銀行」「auじぶん銀行」です。これらのうちいずれかの銀行口座を開設しているかどうかチェックしましょう。
即パットでアカウントを開設している
銀行口座を開設してあることが確認できたら、次に即パットでアカウントを開設しているかどうかチェックしましょう。即パットでアカウントを開設した時点で即パットを利用するために必要な「加入者番号」「P-ARS番号」「INET-ID」が表示されます。これらは地方競馬の馬券購入でも必要になるため、即パットで地方競馬の馬券を購入するためにはアカウントを開設済であることが必須です。
即パットで地方競馬を買う方法
ステップ1:地方競馬ネット投票にログインする
地方競馬の馬券を即パットで購入するためには、まず地方競馬ネット投票にログインする必要があります。JRAホームページから「地方競馬ネット投票」にアクセスし「INET-ID」を入力しましょう。
ステップ2:「加入者番号」「暗証番号」「P-ARS番号」を入力する
ログインすると、加入者情報の入力を求められます。「加入者番号」「暗証番号」「P-ARS番号」を入力し、「地方競馬ネット投票メニューへ」を選択しましょう。
ステップ3:利用する投票メニューを選択する
「通常投票」「オッズ投票」「マークカード投票」「予想印投票」「パック投票」のうち、利用する投票メニューを選択します。その後の流れは中央競馬のネット投票と同様です。
即パットで地方競馬を買えない時にチェックすべき3つの注意点
月曜日と金曜日は馬券を買えない
即パットでは、月曜日と金曜日はJRA開催前後のシステムメンテナンスが行われるため馬券が購入できません。ただ、例外として特定の月曜日は馬券を購入できます。その場合は翌火曜日にメンテナンスが行われるため、火曜日に馬券の購入ができなくなるため、注意しましょう。
月1回程度メンテンナンスで買えない
先述の月曜日と金曜日のメンテナンスとは別に、月に1回程度メンテナンスが行われ、馬券の購入ができなくなります。数日間にわたってメンテナンスが行われることもあるため、馬券購入をする際はスケジュールを確認しましょう。また、金融機関側のメンテナンスによって馬券の購入ができないこともあります。正確な日時は金融機関毎に異なりますが、ホームページの「お知らせ」で周知されるはずなので、随時確認しましょう。
「ばんえい競馬」は対応していない競馬場のため買えない
即パットはほとんどの地方競馬場に対応していますが、「ばんえい競馬」のみ対応していません。「ばんえい競馬」で投票をする場合、別の手段を選ぶ必要があります。
即PATと他サイトの比較
楽天競馬と比較すると対応している銀行口座の数が多い
即PATと楽天競馬を比較すると、楽天競馬の方が優れている点が多く見られます。まず、楽天競馬は全ての地方競馬場に対応していますが、即PATはばんえい競馬に対応していません。また、楽天競馬は基本的に毎日馬券を購入できますが、即PATは土日祝前後の定期メンテナンスや月1回程度のメンテナンスのため、月10日前後馬券を購入できなくなってしまいます。加えて、ポイント還元に関しても楽天競馬の方が優れています。
即パットの方が優れている点は、対応している銀行口座の数です。楽天競馬は楽天銀行のみ対応していますが、即パットは複数の銀行に対応しています。
そのため、楽天銀行と比較した上で即PATをおすすめできるのは、「楽天銀行以外で即PATに対応している銀行口座を使いたい」「使い慣れているJRAと同じサイトから馬券購入をしたい」というケースでしょう。
オッズパークと比較すると南関東競馬に対応している点で優れている
即PATとオッズパークを比較した場合も、オッズパークの方が優れている点が多く見られます。まず、楽天競馬同様にメンテナンスの頻度です。ほぼ毎日開催されているという地方競馬の強みを活かしきれない要素ともいえるので、馬券購入できない日の差は大きいのではないでしょうか。ポイント還元の有無に関してもオッズパークの方が優れているといえます。また、即PATよりもオッズパークの方が多くの銀行口座に対応しています。
即PATの方が優れている点は、南関東競馬の馬券を購入できる点です。オッズパークでは南関東競馬の馬券を購入できません。しかし、即PATはばんえい競馬に対応しておらず、オッズパークは対応しているため、どちらにも優れている点があるといえます。
オッズパークと比較した上で即PATをおすすめできるのは、「南関東競馬の馬券を購入したい」「使い慣れているJRAと同じサイトから馬券購入をしたい」というケースでしょう。
まとめ
地方競馬のネット投票における即パットを一言でまとめると「中央競馬の投票と同じサイトから行える点は魅力的だが、まだ発展途上のサイト」です。楽天競馬やオッズパークと比べると、少し劣ると感じられる点が見られます。
特に、メンテナンスのため馬券の購入ができない日が多い点が他のサイトと比べて劣る点ではないでしょうか。ほぼ毎日開催しているという、中央競馬にはない地方競馬の強みが弱くなってしまうように感じます。月曜日と金曜日に行われるメンテナンスは中央競馬の開催前後であることが理由のため、JRAが提供するサイトである以上避けられない点かもしれません。